伊丹市の皆様、こんにちは。
日々の食生活を豊かにし、健康的な毎日を送るために、なくてはならないもの。それは、「しっかり噛んで美味しく食べる」ことではないでしょうか。
それなのに、現在入れ歯(義歯)を使われている方の中で、「すぐに外れてしまう」「噛むと痛くて柔らかいものばかり食べている」「入れ歯なんてこんなものだと諦めている」という方はいらっしゃいませんか?

実は、入れ歯はどれも同じではありません。本日は、合わない入れ歯が体に与える影響や、保険の入れ歯と自費の入れ歯の明確な違いについて詳しく解説します。「もう一度、何でも美味しく食べたい!」と願う皆様、ぜひ今回の記事を読んでみてください。
1. 「合わない入れ歯」「噛めない状況」が体に与える大きな負荷
「多少痛くても我慢すればいい」「食べ物を小さく刻めば大丈夫」と、合わない入れ歯を使い続けていませんか? 実は、しっかり噛めない状態を放置することは、お口の中だけでなく全身の健康に大きな負荷をかける原因になります。
消化器官への負担と栄養不足
よく噛み砕けないまま食べ物を飲み込むと、胃や腸といった消化器官に過度な負担がかかります。また、固いものや繊維質のものを避けるようになると、タンパク質やビタミン、食物繊維などの大切な栄養素が不足しがちになり、全身の筋力低下(フレイル・虚弱)や免疫力の低下を招きます。
認知症のリスクと表情の衰え
「噛む」という行為は、顎の筋肉を通じて脳の血流を促進し、脳を活性化させる重要な役割を担っています。しっかり噛めない状況が続くと、記憶力や認知機能の低下を招くリスクが高まることが近年の研究で分かっています。さらに、噛む力が衰えると口元の筋肉が緩み、実年齢より老けて見えたり、発音がしにくくなったりすることもあります。
2. 「入れ歯はみんな一緒」と思わないで!
歯科医院で作る入れ歯には、大きく分けて「保険診療の入れ歯」と「自費診療(自由診療)の入れ歯」の2種類があります。
「どこの歯医者で作っても、入れ歯なんてプラスチックと針金でできた同じようなものでしょ?」と思われがちですが、その製作工程や使用できる材料、そして仕上がりの「噛み心地」には驚くほどの差があります。
保険診療の入れ歯は、国が定めたルールの中で費用を抑えて作れるというメリットがありますが、使用できる素材や形状に厳しい制限があります。そのため、どうしても「厚みがあって違和感が強い」「金属のバネ(残っている歯にかける針金)が目立つ」「プラスチック製なので壊れやすい」といったデメリットが生じやすくなります。
3. 保険義歯と自費義歯の「明確な違い」
自費診療の入れ歯(自費義歯)は、保険の制限を一切受けず、患者様お一人おひとりの顎の動きや粘膜の状態、見た目のご希望に合わせて完全オーダーメイドで製作します。その明確な違いは以下の3点にあります。
① 素材の違い(薄さと快適さ)
自費義歯では、上顎に触れる部分にチタンやコバルトクロムなどの高品質な「金属」を使用できます(金属床義歯)。プラスチックの約数分の一の薄さで作ることができるため、お口の中が狭くならず、違和感が劇的に少なくなります。また、金属は熱を伝えやすいため、「温かいお味噌汁の温度」や「冷たい飲み物の感触」をそのまま味わえるという大きなメリットがあります。
② 見た目の違い(バネが目立たない)
保険の入れ歯は金属の針金が見えてしまいますが、自費の入れ歯(ノンクラスプデンチャーなど)は、特殊な柔らかい樹脂を使用することで、金属のバネを一切使わずにお口に固定できます。入れ歯を入れていることが周囲に気づかれないほど、自然で美しい口元になります。
③ 噛み合わせの精度(動かない・痛くない)
自費の入れ歯は、型取りを複数回に分けて精密に行い、顎の精密な動きまで計算して作られます。そのため、お口に吸い付くようにフィットし、食事の最中にズレたり、隙間に食べ物が挟まって痛んだりすることがほとんどありません。
4. もう一回、大好きなものを美味しく食事をとるために
食事は、単に栄養を摂るためだけのものではなく、人生の大きな「楽しみ」であり「喜び」です。
「入れ歯だから硬いものは諦めよう」「旅行に行ってもみんなと同じものが食べられない」と妥協してしまうのは、とてももったいないことです。精密に作られた自費の入れ歯は、ご自身の若い頃の歯、あるいはそれ以上の「噛む喜び」をもう一度取り戻すための優れた選択肢となります。

当院では、患者様が今どのようなことで困っているのか、どんなものを食べたいのかを丁寧にお聞きし、最適な設計をご提案いたします。「入れ歯が合わなくて辛い」「もっと快適に過ごしたい」とお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。もう一度、心から食事を美味しく楽しめる健やかな毎日を、一緒に目指していきましょう。




